2020年3月27日

FXトルコリラ円でスワップポイント生活

トルコリラの特徴

トルコリラは非常に高い政策金利(9.75%)が魅力です。
一方、為替相場が暴落しやすい通貨でもあります。

そこで、トルコリラで得られる利益と今後の見通しを考えながら、スワップポイント生活を送るための戦略を立ててみます。

トルコリラ円のスワップポイントから金利を計算

トルコリラ円のスワップポイントは、1番高いFX会社で2020年3月時点で1万通貨当たり36円です。(為替レート:1トルコリラ=17.06円)

金利換算すると、36円×365日÷(17.06円×1万通貨)×100=7.70%

トルコリラの政策金利は9.75%ですので、それに近いスワップポイントを提供しています。
つまり、トルコリラ円は年間20%の金利を得ることができる高金利通貨です。

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FXトルコリラ円のスワップポイントを比較

ただし、為替レートの変動により受け取る利益は大きく変わります。そこで、トルコリラ円の見通しも調べました。

トルコリラ円の今後の見通し

トルコリラ円の見通しを予想するうえで重要なのが、以下の4つです。

  • 過去の値動き
  • インフレ率
  • 格付け
  • 最安値

トルコリラ円過去の値動き・10年チャート

今後の見通しを予想するには、まず過去どのような値動きをしてきたか知ることが重要です。

下のトルコリラ円過去10年チャートを見てみると、2008年1月には95.45円だった為替レートが、2020年3月には17.06円まで下落しています。

トルコリラ円 過去10年のチャート

次にトルコリラ円の変動率を1年ごとに調べました。プラスに変動する期間とマイナスに変動する期間が1年~3年間隔で交互に来ていますが、マイナスに動く方が変動期間が長く・変動率が高くなっています。

トルコリラ円の年間変動率
2011年 2012年 2013年 2014年 2015年
-22.37% +19.01% +0.62% +4.86% -19.58%
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
-19.82% -10.27% -30.88% -11.51%

過去の値動きを見る限り、トルコリラ円は時間の経過とともに下落していく傾向があります。継続して下がる通貨はインフレ率が高く、格付けが低い傾向にありますが、トルコリラもそれに当てはまるのか調べました。

トルコリラと日本円のインフレ率を比較

過去10年のトルコリラ円のインフレ率は、すべての年で日本円よりも高くなっていました。また、年間平均インフレ率は日本円の0.65%に対して、トルコリラは10.01%と10%を超えています。

トルコリラと日本円のインフレ率比較表
  2011年 2012年 2013年 2014年 2015年
トルコリラ 6.47% 8.89% 7.49% 8.86% 7.67%
日本円 -0.27% -0.06% 0.34% 2.76% 0.79%
  2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
トルコリラ 7.78% 11.14% 16.33% 15.46%
日本円 -0.11% 0.47% 0.98% 0.99%

トルコリラの格付け

トルコリラの格付けは、S&Pで投資不適格級が続いています。また、ムーディーズでも2016年以降投資不適格級となっています。

長期間の格付け低下は、通貨の下落につながります。

トルコリラの格付け推移
  2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
S&P BB BB B+ B+
ムーディーズ Ba1 Ba1 Ba3 Ba3

トルコリラ円の最安値

トルコリラ円の最安値は毎年のように更新されています。つまり、今後も更新されていく可能性が高いです。

トルコリラの最安値 推移
推移
2008年 52.65円<最安値更新>
2009年 52.30円<最安値更新>
2010年 52.29円<最安値更新>
2011年 40.28円<最安値更新>
2012年 40.51円
2013年 46.87円
2014年 42.88円
2015年 38.80円<最安値更新>
2016年 30.61円<最安値更新>
2017年 27.98円<最安値更新>
2018年 15.40円<最安値更新>
2019年 15.96円

トルコリラ円の今後の見通し まとめ

トルコリラ円は下落しやすい通貨ペアといえます。2009年1月~2020年1月までの下落率は69.1%で、年間平均6.3%下落しています。

インフレ率が高く、格付けも投資適格級ではないため、今後も、そのペースで下落していく可能性が高いです。

トルコリラ円でスワップポイント生活を送るための投資戦略

トルコリラ円の年間変動率から、上昇する年と下落する年があることがわかります。また、

  • 上昇よりも下落の割合が高い
  • 下落した年が続いた後は、上昇する年が続く
  • 上昇すると1年は上がり続ける

これらのことから、トルコリラ円の投資戦略として

  • 常に保有し続けるスタンスは危険
  • 購入のタイミングは、1年以上トルコリラ円の為替レートが下落した後
  • 通貨の上昇or横ばいが1年程度続いたら、いつ下落してもおかしくない状態になるため、保有しているポジションが為替差損を生じていても売却

トルコリラ円の詳しい売買タイミングについてはこちらで検証しました。

といった手法が有効です。この点で見ると、2019年3月の時点で1年前に比べトルコリラ円の為替レートが下落していて、購入に適した時期といえます。

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