2020年4月6日

FXイギリスポンド(英ポンド)円でスワップポイント生活

イギリスポンド(英ポンド)の特徴

英ポンドは先進国通貨で値動きが安定して、政策金利は0.10%です。

そこで、英ポンドで得られる利益と今後の見通しを考えながら、スワップポイント生活を送るための戦略を立ててみます。

英ポンド円のスワップポイントから金利を計算

英ポンド円のスワップポイントは、1番高いFX会社で2020年4月時点で1万通貨当たり30円です。(為替レート:1英ポンド=134.21円)

金利換算すると、30円×365日÷(134.21円×1万通貨)×100=0.82%

英ポンドの政策金利は0.10%ですので、政策金利を上回るスワップポイントを提供しています。最新のスワップポイントはこちら→英ポンド円のスワップポイント比較表

ただし、為替レートの変動により受け取る利益は大きく変わります。そこで、英ポンド円の見通しも調べました。

英ポンド円の今後の見通し

英ポンド円の見通しを予想するうえで重要なのが、以下の4つです。

  • 過去の値動き
  • インフレ率
  • 格付け
  • 最安値

英ポンド円過去の値動き・10年チャート

今後の見通しを予想するには、まず過去どのような値動きをしてきたか知ることが重要です。

下の英ポンド円過去10年チャートを見てみると、2008年1月には221.46円だった為替レートが、2020年4月には134.21円と下がっています。

英ポンド円 過去10年のチャート

次に英ポンド円の変動率を1年ごとに調べました。プラスに変動する期間とマイナスに変動する期間が1年~3年間隔で交互に来ています。

英ポンド円の年間変動率
2011年 2012年 2013年 2014年 2015年
-5.54% +17.95% +24.05% +6.93% -5.03%
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
-18.64% +5.64% -8.12% +2.79%

過去の値動きを見る限り、英ポンド円は時間の経過ととも下落と上昇を繰り返しながら、下落していく傾向があります。継続して下がる通貨はインフレ率が高く、格付けが低い傾向にありますが、英ポンドもその特徴に当てはまるのか念のため調べました。

英ポンドと日本円のインフレ率を比較

過去10年の英ポンド円のインフレ率は、日本円よりも若干高くなっていました。
また、年間平均インフレ率は日本円の0.65%に対して、英ポンドは2.11%です。
為替取引量上位20通貨中11番目の低さで、平均的ですが、先進国の中では1番高いです。

英ポンドと日本円のインフレ率比較表
  2011年 2012年 2013年 2014年 2015年
英ポンド 4.46% 2.83% 2.57% 1.46% 0.04%
日本円 -0.27% -0.06% 0.34% 2.76% 0.79%
  2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
英ポンド 0.66% 2.68% 2.48% 1.81%
日本円 -0.11% 0.47% 0.98% 0.99%

英ポンドの格付け

英ポンドの格付けは、投資適格級を維持していますが、近年、経済成長の見通しがよくないこともあり、下落傾向にあります。

英ポンドの格付け推移
  2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
S&P AA AA AA AA
ムーディーズ Aa1 Aa2
引下げ
Aa2 Aa2

2020年4月時点の格付けは以下の通りです。

  • S&P:AA(投資適格級)
  • ムーディーズ:Aa2(投資適格級)

英ポンド円の最安値

英ポンド円の最安値は2011年に更新されましたが、それ以降最安値は更新されていません。最安値の理由は原因は下の2つです。

  • ギリシャ発の金融危機で世界的な金融不安が発生
  • 格付け会社のS&Pが、米国の格付けを最上級の「AAA」から「AA+」に、初めて1段階引き下げた
英ポンドの最安値 推移
推移
2008年 129.85円
2009年 118.79円<最安値更新>
2010年 125.48円
2011年 116.81円<最安値更新>
2012年 117.29円
2013年 137.80円
2014年 163.84円
2015年 174.86円
2016年 124.72円
2017年 135.58円
2018年 139.90円
2019年 126.52円

英ポンド円の今後の見通し まとめ

  • 過去の値動き:若干下がりやすい
  • インフレ率:普通(ただし先進国の中では最高)
  • 格付け:投資適格級を維持
  • 最安値:2011年以降、最安値は更新されていない

英ポンド円は先進国の中ではインフレ率が高く、若干下落しやすい通貨ペアといえます。現在134円前後ですが、さらに下落していく可能性があります。

英ポンド円でスワップポイント生活を送るための投資戦略

英ポンド円の年間変動率から、上昇する年と下落する年があることがわかります。
また、

  • 上昇あるいは下落は1~4年続く
  • 長期間で為替レートを見ると、若干下落傾向にある

これらのことから、英ポンド円の投資戦略として

  • 常に保有し続けるスタンスは若干危険なので、保有期間を決めておく(5年以内など)
  • 購入は、1年前に比べ、英ポンド円の為替レートが下落した時、もしくは10回以上に分けて時間分散購入する(時間分散では購入の間隔を1か月程度開ける)

といった手法が有効です。
この点で見ると、1年前の2020年4月の時点で134.21円と、2019年4月の144.56円より下がっています。そのため、今が買い時です。できれば、時間分散購入をすると、さらにリスクを抑えられます。

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