2020年3月11日

FX中国人民元円でスワップポイント生活

中国人民元の特徴

中国人民元は先進国通貨で値動きが安定して、政策金利も4.35%と、日本円よりも高い点が魅力です。

そこで、中国人民元で得られる利益と今後の見通しを考えながら、スワップポイント生活を送るための戦略を立ててみます。

中国人民元円のスワップポイントから金利を計算

中国人民元円のスワップポイントは、1番高いFX会社で1万通貨当たり10円です。(2020年3月時点 為替レート:1中国人民元=14.95円)

金利換算すると、10円×365日÷(14.95円×1万通貨)×100=2.44%

中国人民元の政策金利は4.35%ですので、若干低いスワップポイントを提供しています。→中国人民元のスワップポイント比較表

ただし、為替レートの変動により受け取る利益は大きく変わります。そこで、中国人民元円の見通しも調べました。

中国人民元円の今後の見通し

中国人民元円の見通しを予想するうえで重要なのが、以下の4つです。

  • 過去の値動き
  • インフレ率
  • 格付け
  • 最安値

中国人民元円過去の値動き・10年チャート

今後の見通しを予想するには、まず過去どのような値動きをしてきたか知ることが重要です。

下の中国人民元円過去10年チャートを見てみると、2008年1月には15.27円だった為替レートが、2020年1月には15円台とあまり変わりません。

中国人民元円 過去10年のチャート

次に中国人民元円の変動率を1年ごとに調べました。プラスに変動する期間とマイナスに変動する期間が1年~3年間隔で交互に来ています。

中国人民元円の年間変動率
2011年 2012年 2013年 2014年 2015年
-1.51% +13.91% +24.95% +11.05% -4.01%
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
-8.66% +2.29% -7.83% -2.11%

過去の値動きを見る限り、中国人民元円は時間の経過ととも下落と上昇を繰り返す傾向があります。
一方、継続して下がる通貨はインフレ率が高く、格付けが低い傾向にありますが、中国人民元もその特徴に当てはまるのか念のため調べました。

中国人民元と日本円のインフレ率を比較

過去10年の中国人民元円のインフレ率は、日本円よりも若干高くなっていました。
また、年間平均インフレ率は日本円の0.32%に対して、中国人民元は2.62%です。
為替取引量上位20通貨中、8番目の高さで、標準的といえます。

中国人民元と日本円のインフレ率比較表
  2011年 2012年 2013年 2014年 2015年
中国人民元 5.40% 2.65% 2.62% 1.99% 1.44%
日本円 -0.27% -0.06% 0.34% 2.76% 0.79%
  2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
中国人民元 2.00% 1.56% 2.10% 2.31%
日本円 -0.11% 0.47% 0.99% 0.98%

中国人民元の格付け

中国人民元の格付けは、格付け会社ムーディーズ・S&Pとも、投資適格級と判断しています。

中国人民元の格付け推移
  2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
S&P AA- A+ A+ A+
ムーディーズ Aa3 A1 A1 A1

2018年9月時点の格付けは以下の通りです。

  • S&P:A+(投資適格級)
  • ムーディーズ:A1(投資適格級)

中国人民元円の最安値

中国人民元円の最安値は2011年の更新が最後で、それ以降更新されていません。

中国人民元の最安値 推移
推移
2008年 12.77円<最安値更新>
2009年 12.64円<最安値更新>
2010年 12.02円<最安値更新>
2011年 11.89円<最安値更新>
2012年 12.03円
2013年 13.91円
2014年 16.24円
2015年 18.49円
2016年 15.03円
2017年 15.73円
2018年 15.97円
2019年 14.82円

中国人民元円の今後の見通し まとめ

  • 過去の値動き:上下の変動を繰り返す
  • インフレ率:普通
  • 格付け:投資適格級を維持
  • 最安値:2011年以降、最安値は更新されていない

中国人民元円は下落しにくい通貨ペアといえます。今後も15~16円を中心に為替変動をしていくものと思われます。

中国人民元円でスワップポイント生活を送るための投資戦略

中国人民元円の年間変動率から、上昇する年と下落する年があることがわかります。
また、

  • 上昇あるいは下落は1~3年続く
  • 最安値を更新するような暴落は定期的に起こらない

これらのことから、中国人民元円の投資戦略として

  • 常に保有し続けるスタンスでも問題ない
  • 購入は、1年前に比べ、中国人民元円の為替レートが下落した時、もしくは10回以上に分けて時間分散購入する(時間分散では購入の間隔を1か月程度開ける)

といった手法が有効です。

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