2020年4月6日

FXカナダドル円でスワップポイント生活

カナダドル円の特徴

カナダドルは先進国通貨で値動きが安定して、政策金利も1.75%と、日本円よりも高い点が魅力です。

そこで、カナダドルで得られる利益と今後の見通しを考えながら、スワップポイント生活を送るための戦略を立ててみます。

カナダドル円のスワップポイントから金利を計算

カナダドル円のスワップポイントは、1番高いFX会社で2020年4月時点で1万通貨当たり40円です。(為替レート:1カナダドル=77.30円)

金利換算すると、40円×365日÷(77.30円×1万通貨)×100=1.89%

カナダドルの政策金利は0.25%ですので、政策金利を上回るスワップポイントを提供しています。最新のスワップポイントはこちら→カナダドル円のスワップポイント比較表

ただし、為替レートの変動により受け取る利益は大きく変わります。そこで、カナダドル円の見通しも調べました。

カナダドル円の今後の見通し

カナダドル円の見通しを予想するうえで重要なのが、以下の4つです。

  • 過去の値動き
  • インフレ率
  • 格付け
  • 最安値

カナダドル円過去の値動き・10年チャート

今後の見通しを予想するには、まず過去どのような値動きをしてきたか知ることが重要です。

下のカナダドル円過去チャートを見てみると、2008年1月には112.55円だった為替レートが、2020年4月には77.30円と下がっています。

カナダドル円 過去10年のチャート

次にカナダドル円の変動率を1年ごとに調べました。プラスに変動する期間とマイナスに変動する期間が1年~3年間隔で交互に来ています。

カナダドル円の年間変動率
2011年 2012年 2013年 2014年 2015年
-7.64% +15.62% +13.57% +4.37% -15.82%
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
-0.33% +2.78% -10.24% +3.79%

過去の値動きを見る限り、カナダドル円は時間の経過ととも下落と上昇を繰り返していく傾向があります。また、継続して下がる通貨はインフレ率が高く、格付けが低い傾向にありますが、カナダドルもその特徴に当てはまるのか念のため調べました。

カナダドルと日本円のインフレ率を比較

過去10年のカナダドル円のインフレ率は、日本円よりも若干高くなっていました。
また、年間平均インフレ率は日本円の0.65%に対して、カナダドルは1.74%です。
為替取引量上位20通貨中4番目の低さです。

カナダドルと日本円のインフレ率比較表
  2011年 2012年 2013年 2014年 2015年
カナダドル 2.89% 1.53% 0.93% 1.92% 1.12%
日本円 -0.27% -0.06% 0.34% 2.76% 0.79%
  2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
カナダドル 1.42% 1.61% 2.24% 2.01%
日本円 -0.11% 0.47% 0.98% 0.99%

カナダドルの格付け

カナダドルの格付けは、投資格付け会社のS&P、ムーディーズの2社とも最高ランクの格付けをつけています。

カナダドルの格付け推移
  2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
S&P AAA AAA AAA AAA
ムーディーズ Aaa Aaa Aaa Aaa

2020年4月時点の格付けは以下の通りです。

  • S&P:AAA(投資適格級)
  • ムーディーズ:Aaa(投資適格級)

カナダドル円の最安値

カナダドル円の最安値は2011年に更新されましたが、それ以降最安値は更新されていません。最安値の理由は原因は下の2つです。

  • ギリシャ発の金融危機で世界的な金融不安が発生
  • 格付け会社のS&Pが、米国の格付けを最上級の「AAA」から「AA+」に、初めて1段階引き下げた
カナダドルの最安値 推移
推移
2008年 70.56円
2009年 68.31円
2010年 78.38円
2011年 72.11円
2012年 74.38円
2013年 87.01円
2014年 90.63円
2015年 86.34円
2016年 74.79円
2017年 80.54円
2018年 80.83円
2019年 77.23円

カナダドル円は1995年の57.76円が最安値で、それ以降最安値は更新されていません。

カナダドル円の今後の見通し まとめ

  • 過去の値動き:上下の変動を繰り返す
  • インフレ率:低い
  • 格付け:最高ランクの格付けを維持
  • 最安値:1995年以降、最安値は更新されていない

カナダドル円は下落しにくい通貨ペアといえます。今後も80円前後を中心に為替変動していくと思われます。

カナダドル円でスワップポイント生活を送るための投資戦略

カナダドル円の年間変動率から、上昇する年と下落する年があることがわかります。また、

  • 上昇あるいは下落は1~3年続く
  • 最安値を更新するような暴落は定期的に起こらない

これらのことから、カナダドル円の投資戦略として

  • 常に保有し続けるスタンスでも問題ない
  • 購入は、1年前に比べ、カナダドル円の為替レートが下落した時、もしくは10回以上に分けて時間分散購入する(時間分散では購入の間隔を1か月程度開ける)

といった手法が有効です。
この点で見ると、2020年4月の時点で77.30円と、1年前の2019年4月の83.06円より下がっています。そのため、今は買い時といえます。より安全に購入するなら、時間分散で購入することをおすすめします。

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