2020年3月27日

FXオーストラリアドル(豪ドル)円でスワップポイント生活

オーストラリアドル(豪ドル)の特徴

豪ドルは政策金利が0.25%と低いものの、先進国通貨で値動きが比較的安定しています。

そこで、豪ドルで得られる利益と今後の見通しを考えながら、スワップポイント生活を送るための戦略を立てました。

豪ドル円のスワップポイントから金利を計算

豪ドル円のスワップポイントは、1番高いFX会社で2020年3月時点で1万通貨当たり10円です。(為替レート:1豪ドル=70.28円)

金利換算すると、10円×365日÷(70.28円×1万通貨)×100=0.52%

豪ドルの政策金利は0.25%ですので、それを上回るスワップポイントを提供しています。
豪ドル円のスワップポイント比較表

ただし、為替レートの変動により受け取る利益は大きく変わります。そこで、豪ドル円の見通しも調べました。

豪ドル円の今後の見通し

豪ドル円の見通しを予想するうえで重要なのが、以下の4つです。

  • 過去の値動き
  • インフレ率
  • 格付け
  • 最安値

豪ドル円過去の値動き・10年チャート

今後の見通しを予想するには、まず過去どのような値動きをしてきたか知ることが重要です。

下の豪ドル円過去10年チャートを見てみると、2008年1月には98.06円だった為替レートが、2020年3月には70.28円まで下落しています。

豪ドル円 過去10年のチャート

次に豪ドル円の変動率を1年ごとに調べました。プラスに変動する期間とマイナスに変動する期間が1年~2年間隔で交互に来ています。

豪ドル円の年間変動率
2011年 2012年 2013年 2014年 2015年
-5.13% +14.53% -4.17% +4.43% -10.58%
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
-3.74% +4.26% -12.18% -1.45%

過去の値動きを見る限り、豪ドル円は時間の経過ととも下落と上昇を繰り返す傾向があります。一方、継続して下がる通貨はインフレ率が高く、格付けが低い傾向にありますが、豪ドルもそれに当てはまるのか調べました。

豪ドルと日本円のインフレ率を比較

過去10年の豪ドル円のインフレ率は、日本円よりも若干高くなっていました。また、年間平均インフレ率は日本円の0.65%に対して、豪ドルは2.03%です。
為替取引量上位20通貨で、10番目の高さです。

豪ドルと日本円のインフレ率比較表
2011年 2012年 2013年 2014年 2015年
豪ドル 3.33% 1.71% 2.45% 2.51% 1.51%
日本円 -0.27% -0.06% 0.34% 2.76% 0.79%
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
豪ドル 1.25% 1.97% 1.98% 1.60%
日本円 -0.11% 0.47% 0.98% 0.99%

豪ドルの格付け

豪ドルの格付けは、格付け会社のS&P・ムーディーズとも最高ランクの投資適格級と判断しています。

豪ドルの格付け推移
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
S&P AAA AAA AAA AAA
ムーディーズ Aaa Aaa Aaa Aaa

2020年3月時点の格付けは以下の通りです。

  • S&P:AAA(投資適格級)
  • ムーディーズ:Aaa(投資適格級)

豪ドル円の最安値

豪ドル円の最安値は2008年に更新されましたが、それ以降最安値は更新されていません。

豪ドルの最安値 推移
推移
2008年 55.02円<最安値更新>
2009年 55.52円
2010年 71.81円
2011年 72.03円
2012年 74.45円
2013年 86.39円
2014年 88.23円
2015年 81.89円
2016年 73.02円
2017年 81.47円
2018年 78.69円
2018年 69.94円

豪ドル円の今後の見通し まとめ

  • 過去の値動き:上下の変動を繰り返す
  • インフレ率:普通
  • 格付け:最高ランクの格付けを維持
  • 最安値:2008年以降更新されていない

豪ドル円は下落しにくい通貨ペアといえます。今後も80円前後を中心に為替変動をしていくものと思われます。

豪ドル円でスワップポイント生活を送るための投資戦略

豪ドル円の年間変動率から、上昇する年と下落する年があることがわかります。
また、

  • 上昇あるいは下落は1~2年続く
  • 最安値を更新するような暴落は定期的に起こらない

これらのことから、豪ドル円の投資戦略として

  • 常に保有し続けるスタンスでも問題ない
  • 購入は、1年前に比べ、豪ドル円の為替レートが下落した時、もしくは10回以上に分けて時間分散購入する(時間分散では購入の間隔を1か月程度開ける)

といった手法が有効です。この点で見ると、2020年3月の時点で70.28円と、1年前の2019年3月の79.03円より下落しており、現在は購入に適した時期といえます。

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